米粉カレーパン【フィリングをパン用に固める方法】



カレーパンをつくりたい!

カレーはどれくらいの硬さがいいの?

なるべく「ゆるすぎない」方がパンに包みやすいよ!
【カレーパンに包みやすい】フィリングの固さって?
【カレーパンに包みやすい】フィリングの固さ
- スプーンですくったときに、ドロドロ落ちたりしない
- 常温でも固さを保つことができる
- 汁気が少ない、滲み出ていない状態
以上の条件が全てそろうと
パン生地に包みやすいカレーフィリングといえます。

今回は、「カレーパンを作るために、どれくらいの固さにカレーを調整すればいいのか?」
4つのパターンでご紹介します!

最後には裏技も紹介するよ!
まずは何かの具材と混ぜ合わせるパターンをご紹介。
以下の4つのパターンがあります。
【カレーパン用】カレーをちょうどいい固さにする方法4つ
ゼラチンで固める
ゼラチンも寒天と同様に、レトルトカレーを固めるために使用できます。寒天よりも柔らかい食感に仕上がります。
材料:
- レトルトカレー:1袋(200gくらい)
- ゼラチン:5〜7g
- 水:大さじ2〜3 (ゼラチンをふやかす用)
手順:
- ゼラチンを水でふやかしておきます。
- レトルトカレーを鍋にあけ、中火で温めます。
- 温まったカレーに、ふやかしたゼラチンを加え、溶けるまで混ぜます。
- 沸騰させないように注意し、ゼラチンが完全に溶けたら火を止めます。
- 粗熱を取り、バットやタッパーなどの容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 完全に固まったら、カレーパンのフィリングとして使いやすい大きさにカットします。
ポイント:
- ゼラチンは必ず水でふやかしてから使用してください。
- ゼラチンを入れすぎるとゴムのような食感になるので、注意が必要です。

寒天で固める
寒天は、レトルトカレーの風味を損なわずに固めることができる便利な材料です。
材料:
- レトルトカレー:1袋
- 粉寒天:2〜3g
手順:
- レトルトカレーを鍋にあけ、中火で温めます。
- 粉寒天を少量ずつ加え、ダマにならないように混ぜながら溶かします。
- 沸騰直前で火を止め、粗熱を取ります。
- バットやタッパーなどの容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 完全に固まったら、カレーパンのフィリングとして使いやすい大きさにカットします。
ポイント:
- 寒天の量は、レトルトカレーの水分量によって調整してください。
- 寒天を入れすぎると硬くなりすぎるので、少量ずつ加えて調整するのがおすすめです。
じゃがいもで固める

- じゃがいもやマッシュポテトを加える: レトルトカレーに茹でて潰したじゃがいもやマッシュポテトを加えることで、水分を吸わせ、固さを調整できます。
ちなみに、カレーパンで必須となるパン粉を使っちゃうのもありですね!
- パン粉を加える: レトルトカレーにパン粉を混ぜ込むことで、水分を吸わせ、まとまりやすくすることができます。

じゃがいもの場合は、あくぬきした一口大のじゃがいもを、電子レンジでチン。柔らかくなったらマッシュすればいいですよ!

片栗粉で固める
片栗粉は、レトルトカレーにとろみをつけて、包みやすくする方法です。完全に固形化するわけではありませんが、水分を減らすことで扱いやすくなります。

材料:
- レトルトカレー:1袋
- 片栗粉:大さじ1〜2
- 水:大さじ2
手順:
- 片栗粉を水で溶いて、水溶き片栗粉を作ります。
- レトルトカレーを鍋にあけ、中火で温めます。
- 沸騰直前に、水溶き片栗粉を少しずつ加え、混ぜながらとろみをつけます。
- 好みのとろみになったら火を止め、粗熱を取ります。
- 冷めるとさらにとろみがつくので、様子を見ながら片栗粉の量を調整してください。
ポイント:
- 水溶き片栗粉は、必ず混ぜながら少しずつ加えてください。
- 片栗粉を入れすぎると、カレーがダマになることがあるので注意が必要です。
【裏技】冷凍したカレーなら簡単!
じゃがいもも、ゼラチンも、全部めんどうーー!!

そんな人は、カレーを冷凍してしまおう!
冷凍カレーをパン具材に使う場合
- カレーをバッドなど平たくひろげる
- 冷凍する
- パンに包みやすいサイズに包丁でカット
- パンに包む


ただしパン生地が冷える冬場は注意
米粉でカレーパン、つくれぽ


生徒さんつくれぽ
液油を無塩バターに変更
分量1.5倍・発酵 40℃ 25分
日立オーブン250℃ 20分オーブンvr
(追いオイル、オリーブ油)
揚げvr で作りました!
見た目・食感も違うのに驚き!おいしかったです!

生徒さんつくれぽ
カレーパン、アーカイブ見て焼いてみました!
めちゃめちゃ美味しいです!!
(一部あんこを使ってごま団子みたいにしました笑)

日立250度

丸っこいのがオーブン焼き、
平たいのは揚げ焼きです!

東芝石窯オーブン210度15分

パン粉は一度フライパンで炒りましたが、
おいオリーブオイルをまわしかけて
焼くと、もっと焼き色はつきそうです^^
QA集
- 中身はレトルトカレーを使用したいのですが、事前に片栗粉などで固めにする感じでしょうか?
-
片栗粉は、レトルトカレーにとろみをつけて、包みやすくする方法です。完全に固形化するわけではありませんが、水分を減らすことで扱いやすくなります。
レトルトカレーは、大体200g前後の商品がおおいので、片栗粉大1〜2たされるとよさそうですね!
材料:
- レトルトカレー:1袋
- 片栗粉:大さじ1〜2
- 水:大さじ2
手順:
- 片栗粉を水で溶いて、水溶き片栗粉を作ります。
- レトルトカレーを鍋にあけ、中火で温めます。
- 沸騰直前に、水溶き片栗粉を少しずつ加え、混ぜながらとろみをつけます。
- 好みのとろみになったら火を止め、粗熱を取ります。
- 冷めるとさらにとろみがつくので、様子を見ながら片栗粉の量を調整してください。
ポイント:
- 水溶き片栗粉は、必ず混ぜながら少しずつ加えてください。
- 片栗粉を入れすぎると、カレーがダマになることがあるので注意が必要です。
- 美味しくリベイクするには?
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トースター、魚焼きグリルがおすすめです!サクッと仕上げるには、先に庫内を予熱しておく。オーブンのように温めておくことで、カリッと仕上がり美味しいです!
また霧吹きをパンにしておくことで、
水分の蒸発とともにパンの表面がさくっと仕上がりますよ。
霧吹きがない場合は、手に水をつけてパンに向かってはじいてもOK!
- 発酵させた後に分割・成形する場合と、分割・成形してから発酵させる場合がありますが、どうして先と後の2通りの発酵のタイミングがあるのでしょうか?
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結論からいうと、いつものように
成形したあとに発酵、でも問題はありません!^^<今回の米粉パレーパンの発酵を「成形分割まえ」に持ってきた理由>
・先にカレーを包んで発酵している最中に、生地が膨らむことによってとじめが開いてカレーが流出しないようにする
・生地の伸びが良い状態の時にカレーを包んだ方が「ふんわり」包める
以上の2つを重視して発酵を先に持ってきました!発酵する→生地がふんわり伸びよくなる→固形物、ドロドロのカレーも包み易い→とじる→とじめが甘くてもすぐに焼いたり揚げたりすればカレー流出の失敗が起こりにくい
このパン教室は「米粉パンづくり、成形初心者さんでも失敗しにくい」を大切にしています^^なので目的を「失敗しにくい」においたときに、どういう工程が一番ベストかな?を考えてつくっています。
パン生地の水分をややおおめにしたり、蜂蜜をいれて蜂蜜粘度で生地の伸びをよくすれば
分割して包む、発酵、のいつもの流れでもやり易いと思いますよ♪