水分を底の方に溜めたくない!!
↓下の方に水分がたまっている・・・
米粉食パン、そこの方み水が溜まってしまう・・・
そんな問題を解決するために、
「やわふわ」食パンをつくりました!
>>>試作の工程
発酵は、一回目と二回目、
二回に分けてしっかり混ぜる製法です!!
今まで水が底にたまってしまう米粉食パン・・・と、アドバイスを繰り返ししていた方も・・・
Contents
底を餅にさせない!米粉食パンの作り方
うら
手順
【今回の試作手順】
湯だね製法→泡立て器で高速混ぜのみ- 水190g
- 油以外の材料を全て入れた状態で泡立て器3分間(高速)
- 油をいれて、泡立て器1分間(高速)
- ボウルに生地いれたまま1次発酵40度15分(6月上旬、あたたかい)
- ぐるぐる10秒ほどゴムベラで混ぜた(ガス抜き)
- 型に流して2次発酵40度10分→2倍ちょうど
- 予熱なし160度35分
- オーブンから一度だし、はけで表面に油をぬる
- 蓋を外して200度5分
- 熱々のうちに油を360度ぬりさます、ラップし翌朝まで保存
食べてみた感想
見た目 | 外のクラスト部分もうすい焼き色で好み。外側をつつくと中がふわふわなのがわかる! |
---|---|
みみの食感(常温) | パサつきは感じられない、発酵がちょうどよかった(6月暖かい気候で二次発酵を40度10分。かなり短くてOKだった!) |
中生地の食感(常温) | 大体同じ気泡のおおきさ。小さすぎず、大きすぎず。
|
スライス | 切りやすい |
改善できた理由 | 10秒ぐるぐる混ぜる時は思い切りよくしたほうがいい。気泡をたっぷりいれこむイメージ。 発酵の見極めは5分の差で、かなり食感に差が出ることがわかった。 |
底に水がたまらない!米粉食パン成功のポイント
- 泡を抱え込むように混ぜる(電動泡立て器高速)
- 発酵を二回に分ける
- 二次発酵の見極めがとても大切、あっと言う間に2倍以上になったりするので注意が必要。
補足
副材料(大豆粉)をつかうことでより、歯切れのいい米粉食パンになる
オーブン別の焼き色
バルミューダ
パナソニック
160分35分焼成
『苺食パン』ならぬ『ブルーベリー食パン』を作りました!
大豆粉30gに変えて作りました
たぶん、餅化にはなってないと思います!
もちもち食感でした!
東芝石窯オーブン
一斤型でつくるとき
みんなのアレンジ集
苺食パン
米粉のうち10%を大豆粉にして、
さらにそこから10g米粉減らして、
いちごパウダー10g追加。
水はおおさじ5ほどたしたようです!
「個人的には、いちごパウダー10gは、少しいれすぎかな?と思いました。
食パンなのに、すこーし酸味を感じると言うか…
家族からも、普通の食パンの方がいい!と言われました」
苺なので酸味が確かにありますね。笑
お砂糖はレシピよりもさらに足したほうがいいですね。
あとは苺チョコチップ(セリアにある)足すとか、なにかしら甘みは必要!!
ということですね\\\\٩( ‘ω’ )و ////
ちなみに、100均に売っている苺パウダー。
もちろん米粉食パンにも使えます!
2024年6月時点での、ダイソー・セリア
苺パウダーの情報です!↓
ブルーベリー食パン
160度30分焼成
餅にならず、成功ー!
ココア食パン
成形パンをつめて大型食パン風にするのもいいですね!
蓋あり一斤型でココア25g入れました。
混ぜのときに小さじ3ほど水追加しました!
- プレーンと同じ予熱なし160度45分
- 蓋とって200土5分焼き
なかなか2倍にならず発酵40度30分したんですが過発酵だったみたいで気泡大きめでした!
気泡も分かりにくかったのでついつい2倍まで!と思って発酵し過ぎたみたいです。
でも!!餅化はなくてもちふわには仕上がってます!
ココア入れて餅化ないだけでもすごい!ってことで自分褒めてます(笑)
この生地感、注目!
- 一瞬おちた生地がもりあがる
- けどすぐに消える(1秒くらいだけ残り、すぐ消える)
もうこれギリギリです!
これ以上ゆるいと水が底にたまります。このギリギリを目指すとこれだけふわふわ食パンが焼けます。
ココアパンで水分が底に溜まりやすい方は、
①ココアに対してとく水をココアの1.5倍でなく1:1の割合に水を減らしてみる
②それでも底に水分がたまる食パンになる場合は、ペーストにせずに直接食パン生地にココアをいれる製法にしてみる(今回)
お試しください!
仕込み水を豆乳にチェンジ
大豆粉1割いり
蓋あり170度33分
最後に蓋外して油ぬって
200度5分焼きです!
10%だと米粉食パンの味でした!
やはり、大豆粉20%いれて大豆粉っぽさの味がでてくる感じですね!
見た目の色を白→黄色みぽくしたくて、
味は米粉食パンのままがいい!っていう方におすすめします!!!
人参の食パン
油入れる前
油入れた後
1次発酵後
生地を流し込む
三角をえがくようにして
生地が型に流れ込んでいきます!
発酵が終わった生地感
焼きあがり
砂糖の量を、大さじ1ではなく
大さじ2いれたとのこと!
人参の甘みとあわさって・・・超ふわふわに!
仕上がりは、フワフワでした!
切りにくかったけど笑、
食感は蒸しパンに近くなりました!
砂糖の分量を間違えたけど、甘味もあったし・・・♡
まるでキャロットケーキみたい!
米粉で人参の食パン、本当に罪悪感なくおやつパンとしても食べられますね^^
みんなのQA集
シャープのオーブン
160度35分焼き(ふたあり)
水分量の調整で、生地をつくっているあいだに
「小さじ5杯くらいは足した」とのこと!
考えられる原因→水分量は◎
生地の冷えとオーブン火力!!ですね。
そこに水分はたまっておらず、
ジャムまわりのみ餅になっている、
という感じなので
パン生地の中の水分量の問題ではない、
ということがわかります。
今後の改善策
- 190℃で10分おい焼きしたらかなり改善しそう
- プレーン生地をつくったことがないとのこと
- まずはジャムの前にプレーン生地づくりを推奨
- ジャムが冷蔵庫に入っていた状態でつめたいと
生地がひえてしまうので生焼けになりやすい
【アレンジして上手くいかない時】
プレーンでうまくいってから→
他のアレンジをしていくことをおすすめします。
まずは基本のプレーン食パンで
生地感をマスターしてから、
アレンジ(苺やココア)を試していきましょうか!
予熱なし160度オーブンで焼きました。なぜ2倍近くにならなかったのでしょう?
お伺いしたところ、
1.5〜1.6倍あたり
までの膨らみで、すでに表面に気泡があいてきたそうです。
おもいのほか、膨らんでいないですね・・・
でも、この断面!
でも焼き上がりは完璧だから結果オーライかな!!笑
10秒混ぜのときに
空気をしっかりふきこむように
下から救いながら混ぜて→渦巻きのようにぐるぐる混ぜ
こちらを10秒の間に意識して混ぜるようにしてみてください^^
10秒混ぜでけっこう膨らみかわってきます!
新しい空気を送り込むことでイーストを再活性化させてあげてくださいね。
個包装のイーストや、開封したてのイーストの場合は
イーストの鮮度で米粉パンの型から
食パン生地があふれでる〜!と言う事態がおこる方もいます。
それ以外に要因があるとすれば、
生地の温度ですね。
お水をレシピ通り温めていただいていると思うので、
そちらを温めずに
常温のお水のまま
使ってみるといいかもしれません。
春秋のように気候が安定しているときは
基本レンチンして仕込み水を
「やや温めて」仕込むのがおすすめ
(作業工程に時間がかかるとそのぶん、米粉のでんぷんから水分が抜けて乾燥が進みやすくなるため)
ですが、
イースト以外にも
要因があるとすれば
生地自体の温度ですね!
生地に加える水を
真夏では温度を低め・
真冬は高めに設定する
というのもひとつの手になります^^
焼き色をつけたいなら、高めに設定。
焼き色つけずに表面も
中生地とおなじくらいに柔らかくしたいようなら、レシピと同じく160度や低め(200度以下)に設定ですね!
https://www.instagram.com/p/C5AnjkLvdFN/?igsh=bDA2a3d2YWxtMTZ0先ほど倍量でつくる場合は、こちらにコツまとめていますから
ご覧くださいね!
焼き温度、時間はたとえ食パン2本同時焼きでも同じですよ。
3本は、、、さすがに型がないかと思いますが、焼き温度はあげたほうがいいかな^^!
外の焼き色や、角の骨格はきれいにでているので、
生焼けっぽさはありませんね。
翌日まで一本丸ごとおいてもらって、焼いた翌日にスライスしてもらいました。この時は真夏の7月下旬。クーラーの効いた部屋で保存してもらったのですが、季節的なものもありますね!
真夏は湿度が高く、真冬よりかはパンも「じっとり」しやすいこともあります。気になるようであれば、食パンを焼いた当日、焼き上がり〜6時間後にスライスし、1つ1つラップして冷凍保存がおすすめです。