米粉のフライパンパン~失敗&アドバイス集~

フライパンに流し込むだけ!
米粉のフライパンパン。
- 大きく焼くからボリュームあり
- 成形いらずで簡単!
とはいえ・・・・

思ったより膨らまない!!

なぜかペッチャンコに!

それぞれのケースに合わせて原因を解説するよ!
できあがった生地が固い
生地のおとした部分をみると、まだ「だんだんとけていく」感じではないので、もうちょい~~水だすといいかな!
いい感じの生地感
>>>配布用
ちょうどいい発酵の様子

倍の量にしたらうまく焼けなかった

生地を倍の量にすることで、
フライパンを20センチの直径→30センチの直径に変えています。
熱伝導が変わる
→いつもより出力がいるみたいで、いつもの時間だと焼が甘かったよう。
追加で5分焼きましたが、
まだまだ弛く、私の不器用も相まってひっくり返しで失敗…
ふちボロボロになってしまいました!
裏側は・・・
ヒアリングした結果、
フライパンの蓋の穴を塞がずに
フライパンパンを焼いていた、とのこと。
フライパンによっては、ふたの穴を塞がなくても乾燥せず焼けるフライパンもあります(私のフライパンは穴がありますが、穴塞がないままでもきれいに焼けています)
そこでアドバイスとして、
- 裏面にひっくり返すときの思いきの良さ(倍量で生地が大きいこともあり、直径が大きいパン生地をひっくり返すのに手間取る方が多い傾向ですね)
- フライパンの蓋の穴は菜箸を差し込み塞いでおく
この2点で改善!
大成功!ふわもっちり焼き上がりました。
焼き色も綺麗ですね。
(シナモン入り、にんじん入りのため色が濃いです)
両面30分位、片面15分位を目安に倍量焼きが成功しています!
(通常の20センチ直径フライパンの時よりも5分ほど焼き時間追加したくらいで綺麗に焼けたとのことです!)
ガス火だと全面綺麗に火力が行き届きますが、
IHだと火力が中心に集中し、外側が焼き色薄くなる場合があります。
その場合は、フライパンの位置を少しずつずらしながら焼くのもおすすめですね!
生地に傾斜ができた

原因:生地がやや固いことでおこる現象。
ボウルの中で生地をつくったときは
2~3秒で段々消えていきちょうど良かったのに…。
→生地を流し込むフライパンが冷たいと、生地が固まるってのはありますね!
あと表面が凸凹するようなら、表面を平らにするように
手にうすく水をつけて平になでてください!
米粉は粒子こまかいから、すぐにさーっ溶けて平らになりますよ♪
生地がねっちょりする

発酵はいい感じ(穴が4個くらい)だったのに、いざ焼くと「ねっちょり」気味だったとのこと。
レーズンのパン生地が「ぼそつく」よりも「ねっちょり」なのであれば、
- 混ぜ不足または
- レーズンの水分がパン生地にうつりおもたくなった
どちらかかな~という印象です。
発酵は穴が4個くらいあいてたのであれば、
発酵させすぎによる水分と米粉の分離(水分の沈殿)ではないと考えますね!
次回はレーズンの余計な水分はきれいにふいておきましょう~
(まさはザルにあげてしばらく放置し自然乾燥させる)
生地の中央が陥没する


ココナッツシュガーで作ってくれた
フライパンパン!
爽やかな色合いが食欲そそりますね。
パン真ん中の陥没は、
フライパンパンや、米粉食パンのような大きなサイズのパンに起こりやすいです。
考えられる原因
- 過発酵→イーストの元気なガス膨らみが限界をこえしぼんだ風船のようになる
- 水分がおおい→バターは通常どおりいれたと思いますが、生地感はどうでしたか??生地をおとした時に、ジグザグりぼん状におちていく、固いソフトクリームみたいな生地になっていたかな?ややさらさら落ちる生地であれば水分がおおく、その重さでしずんだ可能性があります!
発酵のための加熱温度が高すぎた

「さいしょの強火で10秒加熱→火を消し発酵」の過程で
10秒以上加熱してしまった場合、
このように下側に火が入りすぎて変に生地下側が固形化した例。
こうなるとイースト死滅(イーストは60℃~死んでしまう)で発酵はすすまない。
へんに焼けて固形化してしまったパン生地。(カレー味のため黄色い)

これは完全に失敗!
強火で10秒加熱後は、すぐに火をとめましょう。

焼き直して成功!↑

米粉フライパンパンは、生地のとろみ感・発酵のピークで焼くことが成功のかぎ!
米粉フライパンパン
に関する記事はこちら!
