米粉パンづくりの、いちばん多い「悩み」。
第1位が、「餅」になっちゃう!!ということ。

- 表面がせんべいみたいになった!
- 中身がねちっとしている
- まるで餅みたい?!
- パンとは言えない食感
どうせなら、しっかり「パン食感」にしたいですよね。
米粉パン「ういろう」「餅」になる理由4つ
米粉パンが「餅みたい!」
小麦パンのように「ふんわり」焼けない原因を3つにまとめました。
①混ぜがたりていない
②発酵が足りていない
③発酵しすぎている
④水分量がおおい
むしろ、成功へ1歩近づいています。
初めから成功する人なんていません。
最初、だれでも初心者。
失敗、上手くいかなかった方法をみながら学ぶと、
ぐぐっと成長できます!
混ぜが足りていない

サイリウムをいれた後も、べたべたして生地がまとまっていない写真です。
色んな要因が考えられる(以下3つの原因もありえる)のですが、
「混ぜが足りていない」ことがメインかと!
絵本パンコースの作り方でいう、
混ぜ①混ぜ②・・・
こちらが共にやや不十分だったのではないか?
生地がまとまってきていて、
チョンチョンと触っても指につかなくなるまで混ぜる
混ぜ2が終わった段階で↑この状態になっているか確認してみてください。
発酵が足りていない

こちらは成形パンの発酵不足。
見た目から判断しても、ちょっと堅そうなイメージがつくのではないでしょうか?
発酵不足の米粉パンの特徴
- 高さがでていない
- めが詰まったような生地
- ぎゅっとしている
- もぎゅもぎゅ、しっかりかむ歯ごたえ

目立つ穴が5つほど、みえるようになってからすぐ焼いていますか?
発酵の見極め大事です!
お次は、フライパンで焼いた米粉パン。
見た目はいい感じです!でも切ってみると・・・

ちょっと「め」が詰まりすぎかな?
フライパンで発酵~焼く場合は、
最初に流し込んだ生地の高さよりも、
2倍くらい膨らんでいる感じが目安になります。
発酵しすぎている
米粉パン生地のきめが粗いです。
こちらもやはり、

このように目立つ見る穴が
5つほど見えるまでに
発酵はとどめておきましょう。
こちらは、別のパンで・・・
一見、ふわふわに見えるけど・・

残念、餅になっています!

下側が「ういろう」になっていますね。
ハナシを伺うと、発酵の穴がこのようにクレーターのような
横裾広がりだったとのこと。
うん、これは発酵しすぎです!
正常な発酵はこちら。
ちがい、わかりますか?
秋冬になると、乾燥がすすむし寒いので「まだ発酵できていないだろう」と長い時間生地をおいてしまうことは「あるある」です。
時間にとらわれず、生地の状態(穴の数と大きさ)で判断してくださいね♪
と、いうことで今回の原因は、餅になる原因のうちの
「過発酵」であることがわかりました!
まとめます。

水分量がおおい
水分量がおおいと、
成形するまえから生地がべちょっとした感覚になることもあります。

考えられる要因
- 部屋の湿度
- 室温(クーラーありナシ、除湿など)
- 材料の保管場所
材料の保管場所にかんしては、
イーストをのぞいて
粉類は「常温」「冷暗所」保存をおすすめしています。
長期(1週間とか)粉類を冷蔵庫に入れる場合は、
レシピの分量の水分量よりも、
少し減らして→足していく
という方法をおすすめします。
餅になった米粉パンの活用方法

え、むしろ私餅をつくってましたけど?
メンタルは強くもとう!
だって、お餅だって美味しいじゃん??(笑)
「もち化した米粉パン」活用方法
- もちベーコン(長いベーコン巻いてトースター)
- おぜんざい
- もちグラタン
- もちきなこ(きなこまぶすだけ)
- トッポギ(餅がなんちゃってトッポギに使える)
失敗は悪い事じゃない!
むしろいい!!
米粉パンづくり、頑張ろ~♡

