米粉フランスパンに気泡が入らない!中が詰まる原因と「穴」を作るために100本焼いて分かったこと

こんにちは!
米粉パン講師の
よっちゃん先生です☺️🌾

突然ですが、
米粉フランスパンを作って
こんなことありませんか?
「フランスパンを作ったはずなのに、中に穴がない…」

「切ってみたら、気泡がほとんど入っていない」
「見た目はフランスパンっぽいのに、中はいつもの米粉パン」
「小麦のフランスパンみたいな、ポコポコした気泡はどうやったら作れるの?」
実はこれ、
私が米粉フランスパンを作り始めたときに
一番悩んだことです。

これ、
私が最初に焼いた米粉フランスパンです😂
フランスパンらしい形にはなっている。
焼き色もついている。
でも……
切ってみると、
中に穴がない。

気泡がほとんどなくて、
中の生地がぎゅっと詰まっています。
もちろん、
これはこれで米粉パンとしてはおいしいんです。
でも、
私が作りたかった米粉フランスパンは
これじゃなかったんです。
作りたかったのは、気泡がポコポコ入った「小麦フランスパンのような米粉フランス」

私が作りたかったのは、
切ったときに
大小の穴がポコポコ、ボコボコ入った
小麦のフランスパンのような米粉フランスパン。

こんな感じです☺️
外側はパリッ。
というより、
焼きたては
ガリッ、パリッ!
に近い食感。
中は食パンのような
ふわふわした生地ではなく、
軽さがありながらも
フランスパンらしい食感がある。

そして切ってみると、
大きな穴や小さな穴が
ポコポコ入っている。
そんな
「まるで小麦のフランスパンみたい!」

と思える米粉フランスパンを
作りたかったんです。
でも、最初は何度焼いても「穴」が入らなかった

ところが、
米粉フランスパンを焼いてみると
思った以上に難しい。
特に難しかったのが、
中の気泡です。

焼いて、
切って、
「あ〜〜〜また穴がない😂」
また条件を変えて焼いて、
切って、
「今度もちょっとしか気泡がない…」
そんなことを
何度も繰り返しました。
米粉フランスパンについて調べても、
レシピは見つかるけれど、
私が知りたかった
「なぜ米粉フランスパンには気泡が入らないの?」
「どうしたら小麦フランスパンみたいな穴ができるの?」
というところが、
なかなか分からなかったんです。
だったら自分で
ひとつずつ試してみよう。
そう思って、
水分を変える。
粉を変える。
発酵を変える。
成形を変える。
太さを変える。
焼き方を変える。

ひとつずつ条件を変えながら
焼き比べました。

そして結果的に、
米粉フランスパンを100本以上焼きました😂🥖

すると少しずつ、
気泡がほとんどない
ぎゅっと詰まった米粉フランスパンと、
大小の穴がポコポコ入る
米粉フランスパンの違いが
見えてきたんです。
米粉フランスパンに気泡が入らない原因は、ひとつではなかった

100本以上焼いて分かったのは、
「これをひとつ変えれば、必ず大きな穴ができる!」
という単純な話ではなかったことです。
今回の試作では、
・生地の水分量
・使う粉の組み合わせ
・発酵
・成形するときの触り方
・パンの太さ
・オーブンの状態
など、
いくつもの条件を変えることで
気泡の入り方も変わりました。
でも、
その中でも特に
「ここを変えたら明らかに違う!」
と感じたポイントがあります。
それが、
水分量です。
「普通の米粉パンの生地」にすると、フランスパンの穴が入りにくかった
私は普段、
米粉パンを作るとき、
扱いやすい生地を作ります。
ベタベタしすぎず、
成形しやすくて、
きれいな形にできる生地。
ところが、
米粉フランスパンでも
同じ感覚で生地を作ると……

焼いたあとがこちら。

穴が少ない。
中の気泡が細かくて、
私が欲しかった
ポコポコ、ボコボコした穴にならなかったんです。
「米粉フランスパンだから
こんなものなのかな?」
と思ったのですが、
ここから水分量を変えて
何度も焼き比べてみました。
水分量を変えたら、米粉フランスパンの気泡が変わった

こちらを見てください。

同じ米粉フランスパンでも、
水分量を変えると
中の気泡の入り方が変わりました。
水分が少ないと、
気泡が細かく、
中がぎゅっと詰まりやすい。
そこから水分を増やしていくと、
少しずつ
ポコッ。
さらに条件が合ってくると、
ポコポコ、ボコボコ。
大小の穴が
見えるようになりました。

これです!
私が作りたかったのは
この断面でした☺️

「じゃあ、水をたくさん入れればいい?」と思ったら、そう簡単でもなかった

ここまで読むと、
「なるほど!
米粉フランスパンに穴を作りたいなら、
水を増やせばいいのね!」
と思うかもしれません。
私もそう思いました😂
ところが、
水分を増やしていくと
別の問題が出てきます。
生地がベタベタになるんです。

「えっ……
これ、本当にパンになるの?」
と思うくらい。
水分が増えるほど、
普通の米粉パンのような
扱いやすい生地から離れていきます。
そして、
成形しにくくなる。
横に広がりやすくなる。
クープも入れにくくなる。
つまり、
気泡は入りやすくなるけれど、
パンとして扱うのは難しくなる。
ここが、
今回の米粉フランスパン作りで
すごくおもしろかったところです。

水分が多くて横に広がったパンも、失敗とは限らない
例えば、
水分が多すぎて
横に広がってしまった米粉フランスパン。

見た目だけを見ると、
「失敗した〜!」
と思いますよね。
でも、
切ってみると……

気泡はすごく入っている!
なんてこともありました。
つまり、
水分が多い生地は
成形はしにくいけれど、
気泡は入りやすい。
だから、
「横に広がったから
次は水を一気に減らそう!」
と考えてしまうと、
今度は成形しやすくなった代わりに
中の穴がなくなってしまう
可能性もあります。

ここで大切なのは、
焼き上がった米粉フランスパンを見て、
「失敗した」
だけで終わらせないこと。
高さはどうだった?
気泡は?
穴の大きさは?
クープは?
焼き色は?
ひとつずつ見ていくと、
次に何を変えればいいのかが
少しずつ分かってきます。

米粉フランスパンの「気泡」は水分だけでは決まらない

さらに試作を続けると、
水分以外にも
気泡の入り方が変わる条件がありました。
そのひとつが、
粉の組み合わせ。

今回の試作では、
米粉100%で作った場合と、
米粉に別の粉を組み合わせた場合でも、
気泡や焼き色に違いが出ました。
さらに、
同じ生地でも
細く成形したものと
少し太めに成形したものでは、
焼き上がったあとの
気泡の残り方にも違いがありました。

つまり、
「米粉フランスパンに穴がない!」
というとき、
原因をひとつだけに決めるのは
難しいんです。
発酵不足でも、米粉フランスパンの中が詰まりやすい

もうひとつ
確認してほしいのが、
発酵です。
米粉フランスパンの生地を作っても、
十分に発酵していなければ、
焼いたときに
思ったような気泡が出ないことがあります。
「レシピに20分って書いてあるから20分」
ではなく、
実際の生地を見て
発酵が進んでいるかを
判断することが大切です。
季節が変われば
室温も変わります。
水温も違います。
同じ20分でも、
夏と冬では
生地の状態が同じとは限りません。
だから私は、
時間ではなく、生地を見る。
ということを
米粉パン作りでは大切にしています☺️
そして、せっかくできた気泡を成形でつぶさない
発酵して
生地の中に気泡ができても、
そのあとに
ぎゅっ。
ぎゅっ。
何度も触ってしまったら、
せっかくの気泡が
残りにくくなります。
特に、
「フランスパンらしく
細長くきれいにしたい!」
と思うほど、
何度も触って
形を整えたくなるんですよね。

私も最初はそうでした。
でも今回の米粉フランスパンでは、
きれいな形にすることより、
気泡を残すことを優先。
必要以上に触らず、
できるだけやさしく成形する。
これも、
ポコポコした穴のある
米粉フランスパンに近づくための
ポイントのひとつでした。
やっと気泡が入った!と思ったら、今度はクープが開かない😂
そして、
米粉フランスパンの難しいところは
気泡だけではありません。
やっと
「穴が入ったーーー!」
と思ったら、
次は……
クープが開かない😂

焼く前には
ちゃんと切ったはずなのに、
焼き上がったら
クープがほとんど消えている。
これも何度もありました。

米粉フランスパンの生地は
小麦のフランスパンとは違うので、
クープの入れ方にも
ちょっとしたコツが必要でした。

最終的には、
気泡だけではなく、
クープもパカッと開く
米粉フランスパン
まで作れるようになりました☺️

焼き色も「小麦フランスパンっぽさ」を左右する
そしてもうひとつ。
フランスパンらしく見えるかどうかを
大きく左右したのが、
焼き色です。

米粉100%で作ったときは、
同じように高温で焼いても
少し白っぽい仕上がりになりました。
もちろん、
白いから失敗ではありません。
でも私が目指していたのは、
こんがり焼けた
小麦のフランスパンのような見た目。
そこで粉の組み合わせなども
焼き比べました。

すると、
気泡だけではなく
焼き色にも違いが出ました。
米粉フランスパンを
「まるで小麦のフランスパンみたい!」
に近づけるには、
穴だけではなく、
クープや焼き色も
大事だったんです。
100本以上焼いて、米粉でもここまでフランスパンらしくなりました
最初は、

こんな感じ。
中にはほとんど穴がなく、
いつもの米粉パンのように
ぎゅっと詰まっていました。
そこから、
水分量。
粉。
発酵。
成形。
太さ。
クープ。
焼き方。
ひとつずつ変えながら
100本以上焼いて、
最終的には……

ここまで
気泡が入るようになりました☺️
外はパリッ、ガリッ。
中は普通の米粉パンのような
ふわふわ一辺倒ではなく、
軽さがありながら
フランスパンらしい食感。
そして、
切るたびに
「今日はどんな穴が入ってるかな?」
と楽しみになるくらい、
大小の気泡が
ポコポコ入るようになりました。
米粉だから「気泡のあるフランスパンは無理」ではありませんでした

最初の私は、
何度焼いても中が詰まるので、
「米粉フランスパンって
こういうものなのかな?」
と思っていました。
でも、
100本以上焼いてみて分かったのは、
米粉でも、
作り方を変えると気泡は変わる
ということでした。

ただし、
「水を増やせばOK」
「長く発酵すればOK」
「クープを深く切ればOK」
というように、
ひとつだけ変えれば
全部解決するものでもありません。
水分を増やせば
気泡は入りやすくなる。

でも、
成形は難しくなる。
気泡を残そうと思ったら
触りすぎない方がいい。
でも、
形も作らないといけない。
クープを入れても
溝がくっついてしまうことがある。
焼き色をつけたいなら
粉やオーブンの状態も見たい。
いろいろな条件が
つながっています。
だからこそ、
レシピの数字だけではなく、
「今の生地はどんな状態?」
「焼き上がったパンのどこを見る?」
が分かるようになると、
米粉フランスパン作りは
ぐっとおもしろくなります☺️

「じゃあ、実際にどうやって作るの?」という方へ
今回、
米粉フランスパンを
100本以上焼いて分かったことを、
私の米粉パン教材
「米粉パンのはじめかた」
に新しく追加しました🥖🌾

教材では、
今回の記事では載せきれなかった
・気泡がポコポコ入る米粉フランスパンのレシピ
・実際の生地作りから焼き上がりまでの工程動画
・どこまで水を足す?「正解の生地」の見極め方
・気泡をつぶしにくい成形方法
・発酵完了を見極めるポイント
・米粉フランスパンのクープの入れ方
・クープがくっついてしまったときの対処法
・こんがり焼くための焼成方法
・「穴がない」「クープが開かない」「横に広がる」など失敗したときのチェック方法
まで、
写真と動画を使って
ひとつずつまとめています。

「米粉フランスパンを焼いたけど
中に穴が入らなかった」
「普通の米粉パンみたいに
中がぎゅっと詰まってしまう」
「もっと小麦のフランスパンみたいに
気泡がポコポコ入った米粉フランスを焼いてみたい」
そんな方に、
ぜひ見てもらいたい内容です☺️
レシピだけではなく「なぜ?」まで分かる米粉パン作りへ

「米粉パンのはじめかた」は、
米粉フランスパンだけを作るための
レシピ教材ではありません。
「米粉パンって何?」
というところから始めて、
材料や道具、
基本の作り方、
発酵、
保存、
リベイク、
そして今回の
米粉フランスパンのような応用まで、
米粉パン作りで迷ったときに
戻ってこられる
米粉パンの教科書
として作っています🌾
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一度購入していただくと、
今回の米粉フランスパンのように
新しく追加される学びも
追加料金なしで
見ることができます。
「私も、
穴がポコポコ入った
米粉フランスパンを焼いてみたい!」
という方へ。
まずはLINEで、
「米粉パンのはじめかた」について
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