あんにょーん!
今回は、絵本と季節の米粉パンコースでシェアしている
「サイリウムなし」米粉パンについて。
サイリウムなし米粉パンって、
について実際に焼いて検証してみました。
Contents
【サイリウムなし】米粉パンの見た目は?

米粉パンは水、イースト、米粉だけだと
しゃばしゃばで生地がゆるく、パンの形にできない!
そこでサイリウムを使って生地の中の水分をすい、
成形しやすい形にしていくのです。
こちらは、
- サイリウムなし
- サイリウムありの
米粉パンたち。
オーブンで焼いたもの、フライパン焼きしたものと

ココアを入れてるのとプレーン生地なのは
おおめに見てください(笑)。
でも、明らかに見た目がちがいますね!
【サイリウムあり】米粉パンを焼き方で比較しよう!

サイリウムあり
卵入りココアパン生地です。
左・・・オーブン
右・・・フライパン
表面に亀裂がはいっているのは、成形時に油をつかわず焼き上げたからです。
(米粉パンは小麦パンよりも乾燥に弱く、通常は油を表面にぬって焼くことが一般的です)

左・・・オーブン
右・・・フライパン
フライパンは表裏を焼くので、表面が平たくなります。
オーブン焼き
まず、オーブン焼き(サイリウムあり)米粉パン。

中のふんわり感が伝わりますね。
弾力はひかえめで、子供も噛み千切りやすい固さ。
万人受けする食感です。
フライパン焼き
続いて、フライパン焼き(サイリウムあり)米粉パン。

オーブン焼きに比べて「ぎゅっと」した
見た目になりますが、コチラも同じくふわふわ。
オーブン焼きと違うのは、食感に「むぎゅっと」感が加わる事。
【サイリウムなし】米粉パンを焼き方で比較しよう!

フライパンで焼いたパン(サイリウムなし・あり)に関しては、
- オーブン焼き
- フライパン焼き
それほど見た目に差がないのがわかります。
さぁ、サイリウムなし米粉パンを比較してみましょう。
まず、見た目。
左のフライパン焼きがこんもり、高さありますね。

中をちぎってみます。

サイリウムなし
米粉パン
左・・・オーブン
右・・・フライパン
パッと見、中の生地に違いはなさそうにかんじますね。
オーブン焼き

サイリウムがないということは、
生地の水分を吸収してくれる材料がない、ということ。
発酵して横に広がり、
焼くとさらに横に生地がだれやすいです。
そしてサイリウムを入れていないことによって
新たな一面・・・それは!
サイリウム「あり」だったら問題なかったはずの

(マグカップ発酵いているので横にマグあり)
サランラップすると、生地がラップにくっついてしまう!
だって、サイリウムないから。
発酵あとに「ラップはずして、発酵具合を確認しよう♪」とおもったら・・・
ねちゃ~っとラップに生地がくっつき惨事でした( ;∀;)
そこで・・・
サイリウムなしの米粉パンを、オーブンで焼く場合はこのように
- ボウルを逆さにしてラップの代わりにする、または
- 大きな45ℓくらいの袋で天板ごと覆って発酵させる
方法がおすすめです。

ちなみに、オーブンで焼いた「サイリウムなし米粉パン」は食感が
- 外側・・・かりかり
- 中の生地・・・ふんわり(ただ厚みがないためふんわりの部分少な目)
という結果でした。
フライパン焼き

続いては、サイリウムなし米粉パンの「フライパン焼き」です。


表面に亀裂がはいっているのは、成形時に油をつかわず焼き上げたからです。
(米粉パンは小麦パンよりも乾燥に弱く、通常は油を表面にぬって焼くことが一般的です)

右側が、フライパン焼きのサイリウムなし米粉パンです。
オーブン焼きより厚みがある分、
ふわふわな部分も多く感じられました!
【サイリウムなし米粉パン】ならフライパン焼きが美味しい!

好みではありますが、
サイリウムなし米粉パンであれば、
フライパンで焼く方法が万人受けすると思います。
なぜなら、「オーブンで焼いたときのカリっと感」が人によっては「煎餅っぽい、パンじゃない」と感じることもあるかなと思ったからです。
どうしても、サイリウムない分
生地が横に広がりやすいです。

サイリウムなくても、こんなにふんわり焼けるなら。

早速作ってみましょう!
詳しいレシピは、絵本と季節の米粉パンコースの皆さんにシェアしているので、こちらでは工程の流れを説明した動画になります♪
こちらはレシピでの大豆粉⇒プロテインでつくった米粉パンとのこと。
ちょっとプロテインくささがあったとか・・・(笑)
一応レシピでは、大豆粉を使った場合での配合量になっています。

なので皆さん大豆粉を別の粉で代用すると、
かなり水分をたしたとのこと!
大豆粉は売り場面積ひろいスーパーであれば
売っている商品です。
ぜひ今後探してみてくださいね!

>>>【米粉パン実験】サイリウムなし!オーブン・フライパン焼きで比較

サイリウムなし米粉パンは、「サイリウムのように生地の水分を吸わない」という前提で、水分量と米粉の配分量を考えています。
この時の生地感は◎だけど、
おからが生地の水分をどんどん吸い、固くなってしまうんです!
40℃で17分発酵した様子。
電子レンジ発酵です。

焼いてみると、焼立てはふわふわだったけど
時間がたつと餅になったとのこと。
おからパウダーが生地の水分をすったんですね。

おからは、サイリウムの代用品として使うかんじなので、
むしろいつものサイリウムありのパンレシピで
サイリウムと同量でおからを置き換え、の方が失敗がないかと思います!
>>>【米粉パンのQ&A】サイリウムって何?~親子パン教室ママトリコ~


赤い丸の方が、油をぬったほう。
囲んでいない方が、油なしとのこと。
そうですね、油ぬってもぬらなかくても、
サイリウムないと生地の骨格ができず、どうしても横に広がるので
「焼成まえに油をぬっても、ぬらなくても」
見た目の代り映えはないですね♪
フライパンで焼く方法も、ぜひ参照してくださいね。


